新しいApple TVが9月22日に発売されます。その名も、『Apple TV 4K』。
iPhoneやApple Watchと比べると存在感は薄いですが、Apple好きや動画配信サービスを利用している人には気になる存在です。
その名の通り今回は4K動画に対応し、他にも様々な進化を遂げていますが、このApple TV 4Kは買うべきなのか?
色々な視点から検証していきたいと思います。
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Apple TVってそもそも何?
Apple TVは、Appleから発売されている、テレビやPCモニターに接続することで、動画配信サービス(YouTube、Netflix、Huluなど)やゲームアプリをテレビで楽しむことができるようになるSTB(セットアップボックス)端末です。
Apple TVで出来ること
Apple TVを購入することで、出来るようになることをまとめると、
・iTunes Movieの視聴
・動画配信サービスの視聴
・Apple Music・iTunesの音楽再生
・Air Play
・Homekitのコントロール
とまあ、このぐらいですかね。
新型Apple TV 4K基本情報
Apple TV 4Kスペック表
容量と価格 | 32GB 19,800円(税別)・64GB 21,800円(税別) |
プロセッサ | 64ビットアーキテクチャ搭載A10X Fusionチップ |
ポートとインターフェイス | HDMI 2.0a3 MIMO対応802.11ac Wi-Fi、同時デュアルバンド(2.4GHz/5GHz) ギガビットEthernet Bluetooth 5.0ワイヤレステクノロジー IRレシーバ 内蔵電源 |
ビデオフォーマット | H.264/HEVC SDRビデオ:最大2160p、60fps、メイン/メイン10プロファイル HEVC Dolby Vision(プロファイル5)/HDR10(メイン10プロファイル):最大2160p H.264ベースラインプロファイルレベル3.0以下(1チャンネルあたり最大160KbpsのAAC-LCオーディオ)、48kHz、.m4v、.mp4、.movファイルフォーマットのステレオオーディオ MPEG-4ビデオ:最大2.5Mbps、640 x 480ピクセル、30fps、シンプルプロファイル(最大160KbpsのAAC-LCオーディオ)、48kHz、.m4v、.mp4、.movファイルフォーマットのステレオオーディオ |
オーディオフォーマット | HE-AAC(V1)、AAC(最大320Kbps)、保護されたAAC(iTunes Storeから購入)、MP3(最大320Kbps)、MP3 VBR、Apple Lossless、FLAC、AIFF、WAV、AC-3(Dolby Digital 5.1)、E-AC-3(Dolby Digital Plus 7.1サラウンドサウンド) |
Siri Remote | Bluetooth 4.0ワイヤレステクノロジー IRトランスミッタ 加速度センサーと3軸ジャイロ 充電用Lightningコネクタ 1回の充電で数か月持続するリチャージャブルバッテリー(標準的な方法で毎日使用する場合) |
ポートとインターフェイス | HDMI 2.0a3 MIMO対応802.11ac Wi-Fi、同時デュアルバンド(2.4GHz/5GHz) ギガビットEthernet Bluetooth 5.0ワイヤレステクノロジー IRレシーバ 内蔵電源 |
ってな感じですが、スペック表を見た所でどこが進化したのか分からないですよね。笑
Apple TV 4Kは何が変わった?
4Kの再生に対応し、iTunesで4Kコンテンツも配信
一番大きな変更点は、4Kコンテンツの再生に対応したことです。
これに伴い、iTunesでの動画コンテンツも4Kを配信するのですが、なんと!これまでの同じコンテンツ価格で販売されます。
同じ価格で販売するのに、交渉で揉めていたようなので、全て同じ価格とはならないような気がしますが、、、
処理能力が向上
プロセッサがA10Xに変わったことで、CPUが2倍の速度、GPUが4倍になりました。
4Kコンテンツを処理するために、必要な処理能力は十分にあるでしょう。
価格が上がった
価格が据え置きだったら嬉しいのですが、販売価格も上がりました。
前回の第4世代は、32Gが15800円(税別)・64GBが20,800円(税別)だったのに対し、
32GBのモデルが19,800円(税別)・64GBのモデルが21,800円(税別)となっています。
注意点
テレビが4K対応していないと意味無し
当たり前ですが、テレビやモニターが4Kに対応していないと、4Kコンテンツを再生することはできません。
所持しているテレビが、4K対応していないなら、まずはテレビから買い替えないとダメです。
4Kコンテンツの数は現状少な目
4K、4Kと言ってますが、動画配信サービスにしろ、iTunesにしろ、4Kコンテンツが充実しているとは、言えないですね。
動画配信サービスだと、Netflixが一番4Kコンテンツがあると思いますが、それでも全然少ないです。
iTunesがどれだけ、4Kコンテンツを配信できるのか、期待したいですね。
Amazonプライムビデオの対応まではもう少し
Amazonプライム会員の特典のひとつである、Amazonプライムビデオを視聴したい人は多いでしょう。
しかし、Apple TVは現状、Amazonプライムビデオには対応していません。
しかし、少し前にそろそろ対応すると発表があったので、対応すると思うのですが、もうしばらく待つ必要がありそうです。
Apple TV 4Kのライバルは、Fire TV、Chromecast Ultra
4Kコンテンツに対応している、STB端末で有名なのが、Fire TV、Chromecast Ultraです。
ですので、Fire TV、Chromecast UltraがApple TV 4Kのライバルとなるでしょうね。
価格は、Fire TVが11,980円でChromecast Ultraが9,720円なので、Apple TV 4Kの価格はぶっちゃけ高いです。
価格は高いのを分かったうえで、iTunesコンテンツの再生やAirPlayなどApple独自の機能に、差額分払う価値があるかどうかが重要ですね。
Apple TV 4Kは買うべきか?
ぶっちゃけ、よほどのAppleマニアじゃなければ、買うべきでは無いと思います。
現状、Amazonビデオにも対応していませんし、4Kコンテンツの数も少ないですので、買うとしてもiTunesで4Kコンテンツが充実してからですね。
個人的には、4Kコンテンツを見たければ、Fire TVがベストだと思います。
まとめ
今回は、Apple TV 4Kについて紹介し、買わないと判断しましたが、私は、Appleマニアなので、数分後に注文してる可能性もあることをご了承下さい。笑